こんにちは。子どもの自立を支える家族の会「紬(つむぎ)の会」スタッフです。
「紬の会」は、ひきこもりや子どもの自立に悩む家族が集い、困りごとや不安を語り合い、互いに支え合う会です。臨床心理士等の専門家スタッフがご家族に寄り添い、心の負担が軽くなるようにサポートします。⇒開催日程、詳細はこちらから(リンク:http://www.andante-shinjuku.net/tumugi01/)
日中はだいぶ暖かくなり、春が少しずつ近づいている感じがします。
朝夕はまだ寒くなりますので、暖かくして過ごしたいですね。
では、2月28日(月)、第6回「紬の会」のご報告をいたします。
会場では、感染対策として、人と人との距離をあけること、マスクの着用、アルコール消毒などを実施しています。
テーマに入る前に、いつも簡単なゲームをしています。
今回は「全員一致ゲーム」をしました。これは、「○○といえば」というお題に対して、話し合わずに、全員が同じ答えになるように回答するゲームです。
たとえば、「お弁当のおかずといえば?」について、「卵焼き」「からあげ」「ウィンナ」などあるかと思います。そこから、他の人と同じ答えになりそうなものを考えて決めます。答えは紙に書いて、「せーの」で発表します。
今回のお題は「ラーメンといえば?」で考えてみました。
結果は、残念ながら一致しませんでした。それでも、「惜しかった!!」「あ~それと迷ったんですよ~」などお話することができ、会場の雰囲気も温まったような気がします。
さて、2月の紬の会は「リクエスト回」ということで、参加の方のご希望のテーマに沿って実施しました。
皆さんに「今日はどんなことをテーマにお話ししたいですか?」とお尋ねするところから始めました。
これまでにテーマとして取り上げてきた「コミュニケーション」「医療機関につなげるには」「病気や障害」といったお話、「発達障害」「社会参加」「経済的なこと」といったテーマでもお話できるかもしれません。
こちらから最近の様子をお聞きしながら進めて行きました。
今年度最後の会であり、年度末に近い時期でもあるので、参加の方から、この1年を振り返って、前はこうだったなぁ、今はこうなっているなぁというお話が出てきました。
変わったこと、変わらなかったこと、よかったこと、苦しかったこと、それぞれに振り返る時間になっていたように思います。
ご本人に関するお話だけでなく、ご家族やご自身のあり方についてもお話が出てきました。
ご本人を支援する主体は「親」だと言われます。親御さんが一歩踏み出されることで、家庭の中に今までなかった動きが生まれ、それはご本人にも何かしら届くものです。
一方で、ご家族が頑張りすぎないことも大事です。
そして、今後について考える時のポイントは「自分と本人の二者関係」ということです。
こちらは「紬の会」を通して何度かお伝えしていることであり、とても大切な視点だと考えています。
ご家族の悩みや不安な気持ちが、「紬の会」に参加することで少しでも軽減していれば幸いです。
今年度の「紬の会」は今回で終了です。来年度については、決まり次第、こちら(リンク:http://www.andante-shinjuku.net/tumugi01/)でお知らせいたします。
ご都合がよろしければ、ぜひお越しください。
お待ちしています。
※本事業は(公財)新宿区勤労者・仕事支援センターの委託を受け、NPO法人CNS
ネットワーク協議会(リンク:http://hidamari.cns-net.or.jp/)が実施しています。
こんにちは。子どもの自立を支える家族の会「紬(つむぎ)の会」スタッフです。
「紬の会」は、ひきこもりや子どもの自立に悩む家族が集い、困りごとや不安を語り合い、互いに支え合う会です。臨床心理士等の専門家スタッフがご家族に寄り添い、心の負担が軽くなるようにサポートします。⇒開催日程、詳細はこちらから(リンク:http://www.andante-shinjuku.net/tumugi01/)
本格的な冬を迎えました。
まだまだ寒い日が続きますので、暖かくして過ごしたいですね。
では、12月20日(月)、第5回「紬の会」のご報告をいたします。
会場では、感染対策として、人と人との距離をあけること、マスクの着用、アルコール消毒などを実施しています。
テーマに入る前に、いつも簡単なゲームをしております。今回は年内最後ということで、「今年の漢字」を選んで書いていただきました。清水寺で毎年発表される今年の漢字は「金」。オリンピックの金メダルからだそうです。
さて、12月の紬の会は「相談や医療とのつながり~後編~」をテーマに実施しました。
前編は第2回、8月に実施しています。
後編を始める前に、前編のおさらいをしました。
前編では、ひきこもりの定義、ひきこもり状態で生じやすい精神症状についてお話しました。そして、病気や障害の心配がある場合、まずは相談や医療につながることが大事とお伝えしました。
ただ、実際、ご家族がご本人に声をかけようという時、何をどう伝えればいいのか、また、誘ってみたけど行きそうになかったり、誘えそうもなかったりする時はどうすればいいのか、などなど様々な疑問や戸惑いが出てくるかと思います。
今回はそのような話題を取り上げ、お話していきました。
まず、相談や医療とのつながりに関して、参加の方たちに今の状況をおうかがいしました。
続いて、ご本人への声のかけ方について例を挙げながらお話していきました。
ご本人が相談や医療とつながることがどうしても難しい場合は、ご家族の相談から始めることをお勧めしています。
ご家族が相談し、社会とつながりを持つことで、家庭内の関係性が変わってくることも多くあります。
そういった経過の中で、ご家族ができる工夫、心構えなどお伝えしました。
ご家族の悩みや不安な気持ちが、「紬の会」に参加することで少しでも軽減していれば幸いです。
次回の「紬の会」は、2月28日(月)10時30分~12時です。⇒詳細はこちら(リンク:http://www.andante-shinjuku.net/tumugi01/)から
ご都合がよろしければ、ぜひお越しください。
お待ちしています。
※本事業は(公財)新宿区勤労者・仕事支援センターの委託を受け、NPO法人CNS
ネットワーク協議会(リンク:http://hidamari.cns-net.or.jp/)が実施しています。