【11月開催報告】子どもの自立を支える家族の会「紬の会」
こんにちは。子どもの自立を支える家族の会「紬(つむぎ)の会」スタッフです。
師走の足音が近づき、朝晩は冷え込む日も増えてきました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
「紬の会」は、ひきこもりや子どもの自立に悩む家族が集い、困りごとや不安を語り合い、互いに支え合う会です。臨床心理士等の専門スタッフがご家族に寄り添い、心の負担が軽くなるようにサポートします。⇒開催日程、詳細はこちらから
11月10日(月)、2025年度第8回「紬の会」を開催しました。
今回のテーマは「自分の意見を控えて声かけをする」。親として伝えたい気持ちを押さえつつ、子どもが受けとめやすい声かけの方法を参加者の皆さんと一緒に考えました。
前回に引き続き、VR(バーチャルリアリティ)プログラムを導入したロールプレイも行い、目の前に子どもがいるような感覚でやり取りを体験しました。
プログラムの中では、日常の関わりで感じている迷いや悩みについて、穏やかな雰囲気の中で共有されました。
「返事がないとき、どこまで声をかけてよいのか」「負担にならずに寄り添える関わり方とは何か」など、多くのご家族が抱えるテーマが挙がりました。
また、話題のひとつとして、ひきこもり状態にあるお子さんの理容室・美容室の利用にまつわる不安や心配も共有されました。
どのように声をかけると動きやすいのか、外出のハードルを下げる工夫はあるのかといった点で、「うちも同じです」と参加者同士の共感が広がりました。
参加者の皆さんからは、「安心して話せた」「ほかの家庭の工夫が参考になった」などの声が寄せられ、今回も和やかな雰囲気で会を終えることができました。
次回のご案内:
2025年12月22日(月)10:30~12:00
テーマ:『行動』を変えていくために
12月は VR は使用せず、ゆっくりとお話しできる時間を設ける予定です。
寒さが本格的になる季節ですので、皆さまどうぞ温かくしてお過ごしください。
次回も皆さまのご参加をお待ちしております。
※本事業は(公財)新宿区勤労者・仕事支援センターの委託を受け、NPO法人CNS
ネットワーク協議会が実施しています。


