【9月開催報告】子どもの自立を支える家族の会「紬の会」
こんにちは。子どもの自立を支える家族の会「紬(つむぎ)の会」スタッフです。
「紬の会」は、ひきこもりや子どもの自立に悩む家族が集い、困りごとや不安を語り合い、互いに支え合う会です。臨床心理士等の専門スタッフがご家族に寄り添い、心の負担が軽くなるようにサポートします。⇒開催日程、詳細はこちらから
朝晩に秋の気配を感じるようになりましたが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
9月22日(月)、2025年度第6回「紬の会」を開催しました。
今回のテーマは「安心できる関係づくり」。
日々の関わりの中で、どうすればお互いに安心して話し合える関係が築けるのかを、参加者の皆さんと一緒に考えました。
はじめのワークでは、「子どもと話しやすいとき/話しにくいとき」について、それぞれの経験を出し合いました。体調がすぐれないときや意見がぶつかりそうなときは話しにくく、美味しいものを囲んでいるときや、共通の話題があるときは自然と会話がしやすくなるといった声が寄せられました。
後半では、「安心」とは反対の「警戒心」が家族の中でどのように生まれるのかを、事例を通して考えました。
他の家庭のエピソードを通して、自分自身の経験を振り返ったり、新たな視点に気づいたりする場面もありました。
安心できる関係を築くには時間がかかりますが、「話しても大丈夫」と感じられる雰囲気を少しずつ育てることが、その第一歩になります。
「紬の会」が、そのきっかけになれば幸いです。
次回のご案内:
2025年10月20日(月)10:30~12:00
テーマ:「『コミュニケーション』の技術を知る」
初めての方のご参加も歓迎しております。どうぞお気軽にご参加ください。
※本事業は(公財)新宿区勤労者・仕事支援センターの委託を受け、NPO法人CNS
ネットワーク協議会