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子どもの自立を支える家族の会「紬の会」~第3回ご報告~

こんにちは。子どもの自立を支える家族の会「紬(つむぎ)の会」スタッフです。

 

「紬の会」は、ひきこもりや子どもの自立に悩む家族が集い、困りごとや不安を語り合い、互いに支え合う会です。臨床心理士等の専門家スタッフがご家族に寄り添い、心の負担が軽くなるようにサポートします。⇒開催日程、詳細はこちらから(リンク:http://www.andante-shinjuku.net/tumugi01/

 

ようやく秋の気配が感じられるようになってきました。

季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。どうぞご自愛ください。

 

では、9月27日(月)、第3回「紬の会」のご報告をいたします。

 

会場では、感染対策として、人と人との距離をあけること、マスクの着用、アルコール消毒などを実施しています。

 

テーマに入る前に、いつも簡単なゲームをしております。今回は、「good & new」として、24時間以内にあった「よかったこと」や「新しい発見」について、それぞれお話いただきました。いつもと変りない日常の風景の中から、よかったことや新しい発見を掘り出していくような作業は、忘れていたところに光を当てることができたような気がします。

 

さて、9月の紬の会は「リクエスト」として、「現役看護師が語るやさしい精神科入門 こんなときは医療機関に相談してみませんか?」を企画しました。

いつもの「紬の会」スタッフではなく、精神科に勤務する看護師の方から話題を提供していただきました。

皆さま、「精神科」と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

「暗い」「理解できない感じ」など否定的なものが多かったり、ニュースなどから「犯罪」「暴力」など危なっかしいものもあったりするかもしれません。

精神科に受診することはできれば避けたい、気がすすまない場合もあるかと思います。

 

まずは、「精神科」のイメージがどうして否定的になりやすいのか、社会情勢や社会心理学の観点からお話しました。

 

つづいて、精神科の「病院ツアー」としまして、実際に勤務されている病院をご紹介いただきました。写真があるとイメージもわきやすく、参加の方から質問もたくさんしていただきました。

 

その後、精神科の治療について、どんな形態があるのか、どんな職種が関わっているのかなど、具体的にお話をお聞きしました。

 

今どきの精神科はそれほど暗く冷たいものでもないみたい…

とはいえ、実際に、ご家族の受診を考えるとなると、それはそれで気になることがいろいろ出てくるものです。

 

ひきこもり状態だけで精神科に行ってもいいものか、どんなタイミングで受診を考えるとよいのか、本人が行きたがらないときはどうすればいいのか、先生と合わなかったらどうしよう、精神科の薬って大丈夫なのか、などなど、分からないこと、心配ごとは尽きません。

 

ひとつずつ、お話をお聞きしました。病院で多くの患者さんやご家族と関わってきた看護師さんだからこそお話できることがあったように感じました。

 

病院以外の場所で、医療現場のスタッフから直接お話を聞ける機会は意外と少ないものです。今回のお話から、ほどよいタイミングで受診ができたり、病院に行くことについてのイメージを作りやすかったり、ご家族の一歩につながっていれば幸いです。

次回の「紬の会」は、11月15日(月)10時30分~12時です。⇒詳細はこちら(リンク:http://www.andante-shinjuku.net/tumugi01/)から

ご都合がよろしければ、ぜひお越しください。

お待ちしています。

 

※本事業は(公財)新宿区勤労者・仕事支援センターの委託を受け、NPO法人CNS

ネットワーク協議会(リンク:http://hidamari.cns-net.or.jp/)が実施しています。