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新着情報

フリースペース「ここ・からステップアップ」休室期間延長のお知らせ

フリースペース「ここ・からステップアップ」につきまして、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、利用者の方々の健康・安全面を第一に考慮した結果、休室期間を令和2年4月1日(水)~4月30日(木)まで延長することにいたしました。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。なお、利用再開については、今後の状況により変更する場合があります。

はじめてのSST 第10回

こんにちは。CNSネットワーク協議会です。

 

3月13日(金)、第10回「はじめてのソーシャル・スキル・トレーニング」を実施いたしました。

 

東京では桜が咲き始めたそうです。

とはいえ、まだまだ寒い日があったり、急に暖かくなったりで、何となく落ち着かない毎日です。春まであと一歩。ぽかぽかと暖かくなったら、のんびりと桜を見に行きたいですね。

 

さて、プログラムでは、いつも本題に入る前に、緊張をほぐすために、みんなで簡単なゲームをしています。

今回は「もしも…自己紹介」というゲームをしました。

 

これは、まず、こちらから「もしも…だったら」というお題をいくつか出します。それに対して、各自“妄想”を働かせて回答を書きます。回答は実現不可能な内容でもOKとします。書き終えたら、みんなで発表しましょう、というゲームです。

今回は、お題として「タイムマシンで行ってみたいところは?」「なんでも好きなものをごちそうしてくれると言われたら?」などを準備していました。

それぞれに“妄想”を働かせて書いてみたところ、「タイムマシン」のお題では、歴史ファンの視点から「1582年の本能寺に行ってみたい」という回答があったと思えば、逆に、「100年後の社会に行って技術の進歩を見てみたい」といった回答もありました。本能寺の真実が発見できるかも…、はたまた、未来は自動運転の自動車が空を飛んでいるかも…、なんて空想が広がりますね。

ゲームをしながら、それぞれにイメージを広げたり、みんなで話し合ったりしているうちに、緊張も少しほぐれたことと思います。

 

さて、第10回のテーマは「会話の続け方」でした。

「顔見知りの人だったら、挨拶ならできるけど、話が続かない。途中で沈黙になってしまう。」

はたまた、

「なんでもいい、と言われると何を話せばいいのか分からない。雑談って苦手。」

こんなふうなことってありませんか?

今回はそんな日常に潜む、「会話を続けたい!」に焦点を当てて、どうすればうまく会話が続けられるのかについて、みんなで考える機会にしたいな、と思っていました。

 

まず、参考事例として、うまく会話が続いていないケースについて観察をします。

うまくできていない人へのアドバイスを通して、会話を続ける際のポイントを明確化できると思います。

 

そして、会話を続けるためのポイントを洗い出せたところで、実際にありそうな場面をワークショップ形式で体験していきます。

友だち、そして、家族と会話をするなら、また、職場で会話をするなら、などのシチュエーションに対して、一緒に対処を考えていきます。

 

今回のポイントの中に、

「オープンな質問をする」

というものがありました。

これは、相手の答えが「イエス」「ノー」の一言で終わってしまうような質問ではなく、「○○どうだった?」「どうやって○○したの?」など相手が自由に答えられるような質問をしてみましょう、ということです。

つまりは、自分が話すだけでなく、相手の話も聞きましょう、ということをお伝えしたかったのです。話すこと、聞くこと、両方をほどよく交代しながら、会話ができるようになるといいですよね。

 

さてさて、今年度は10回にわたって、具体的なコミュニケーションのコツをお伝えしてきました。今回が最終回となります。いかがだったでしょうか。

「やってみよう」と思えることが一つでもあったなら、とてもうれしく思います。

 

また、お会いできたときには、ゲームやワークを取り入れて、リラックスした雰囲気で進められたらと思っています。お楽しみに♪

 

はじめてのSST 第9回

こんにちは。CNSネットワーク協議会です。

 

221日(金)、第9回「はじめてのソーシャル・スキル・トレーニング」を実施いたしました。

 

この日は2月と思えない暖かさで、空もすっきりと晴れておりました。あちこちでお花が咲いてきているのを見ると、寒い冬もあと少し!、何となくほっとしますね。

 

プログラムでは、いつも本題に入る前に、緊張をほぐすために、みんなで簡単なゲームをしています。

今回は「言葉あてクイズ」というゲームをしました。

 

これは、まず、一人がある1つのものを想像します。人物、もの、食べ物などなんでもよいことにします。他の人はその人にどんどん質問をし、その答えから、その人が想像しているものが何かをあてる、というゲームです。

今回は、初めのほうの質問で、生き物であることがかりました。その後、大きさやかたさ、色なども分かってきました。

しかし、「見たことはある」けど、「実際に見たことはない」「今は人気者にもなる」という答えでかえって混乱してしまい、みんなで話し合ってみたものの、そのものずばりをあてることはできませんでした。残念!

ゲームをしながら、それぞれにイメージを広げたり、みんなで話し合ったりしているうちに、緊張も少しほぐれたことと思います。

 

さて、第9回のテーマは「トラブル解決法を考えよう」でした。

「友だちと言い合いになってしまった。それ以来、何となく声をかけにくくて、気まずい感じになってしまった・・・」

はたまた、

「大事にしているものを家族にこわされた!どうやっても元には戻らないし、そんな謝り方では気がすまない!!

 

こんなふうなことってありませんか?

今回はそんな日常に潜む「トラブル」に焦点を当てて、どうすればうまく解決できるかについて、みんなで考える機会にしたいな、と思っていました。

 

はじめに、これまでに、どんなトラブルを体験してきたかをそれぞれに振り返ってみました。子どものころ、友だちにマンガを貸してあげたら、なかなか返してくれない、兄弟でおもちゃを取り合ってけんかになった、などなど、ちょっとしたトラブルからけっこう大きなトラブルまで、日常はトラブルにあふれているものです。

でも、トラブルをきっかけに友だちと仲良くなったとか、自分の短気な性格に気づけたとか、得るものもあったんだという話も出てきました。

 

今回は、そんなトラブルを解決する時に役立つ方法をご紹介しました。

まずは、トラブルの中身を整理すること、そして、解決するにはどうすればいいか、手順に沿って考えていくやり方です。

 

手順を1つずつ確認したところで、実際にありそうな場面をもとにトラブル解決に挑戦してみました。

「友だちが自分の悪口を言っていると聞いて、その子との雰囲気が悪くなってしまった」「家族が大事にしている本を借りていた時、あやまってページをぬらしてしまった」「同僚と送別会の幹事をすることになったが、出欠確認のやり方で意見が合わない」などのシチュエーションに対して、一緒に解決方法を考えました。

 

今回の手順は、

「問題をはっきりさせる」

ということからスタートします。

トラブルの渦中にいる場合や、トラブルが起きた直後では、頭がごちゃごちゃして冷静に考えることは難しいものです。

そんな時こそ、深呼吸する、お茶を入れるなど、まずは自分のやり方で落ち着く努力をすること。そして、落ち着いてきたなら、改めて、「何が問題か」を考えてみる、自分はどうしたいのかを考えてみることからスタートすると少し前進できるかもしれません。

 

生活を送る上でトラブルは避けられません。

トラブルが起きた時にはこんな手順に沿って解決する方法があるのだ、ということを知っておくだけで気持ちが少し軽くなるかもしれませんね。

 

まずは自分ができることを1つずつ。

皆さんが、「無理なくやれそう!」と思える具体的なコミュニケーションのコツを、これからもお伝えしていきたいと思います。

 

次回のテーマは「会話のスキル~レベル2~」です。

「顔見知りの人と11でいるとき、シーンとしてしまう。何か話したいけど、何を話せばいいんだろう…」

はたまた、

「面識のあまりない人に声をかけてみたい。でも、緊張するし、どうやって話しかければいいのか分からない…」

そういうことってありませんか?

そんなときに役立ちそうな考え方やスキルを、ポイントを押さえてお伝えできればと思います。

 

次回もゲームやワークを取り入れて、リラックスした雰囲気で進められたらと思っています。ちょっとでも興味があれば、ぜひご参加ください。

お待ちしています♪

 

若者ここ・からステップアップ事業紹介作品展示中止について

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、3月1日から3月31日まで区立図書館内のサービスの一部中止となります。そのため、2月17日より新宿区立中央図書館で開催している【若者ここ・からステップアップ事業紹介作品展示】を2月29日で終了します。

誠に申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い致します。

若者自立支援イベント中止について

新型コロナウィルス感染症の感染防止、参加者の健康・安全面を第一に考慮した結果、令和22日(日)開催予定の【若者自立支援イベント「ちょっと困っている人の“働き方“」】を中止することとしました。

 楽しみにされていた皆様には誠に申し訳ございませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。